マッターホルンへ!? 伊予ヶ岳 デュオ登山 師走の弐

pirro

2022年12月13日 18:24

2022.12.10


登山の本場スイス マッターホルン



いつか訪れてみたい憧れの地だが

それには、まだまだ先のこと。





しかし、千葉県の南房総にも

その世界的有名な山を模した場所があるというので

冬を迎えるこの季節、チャレンジしてみることに。



伊予ヶ岳  標高 336.3m



なんでも
千葉県で「岳」と名に付く山はココだけらしい。


伊予ノ国(愛媛県)にある
四国最高峰 石鎚山 に山容が似ている事から
この名がついたんだとか。



「房総のマッターホルン」と称されるだけあり

ロープ・鎖をよじ登らねば登頂できないとのことで


標高の低さに惑わされず、気を引き締めて挑まねばならない。










房総半島 
以前に登った?奇山 鋸山 のもう少し南側

館山道 鋸南富山I・C を降り15~20分走ったところ



平群天(へぐりてん)神社 という麓の寺社よこが登山口






バス停も目の前にあり公共交通機関からの便も良好だろう。

内房線 岩井駅 から道の駅にも寄る循環バス「トミー号」で






神社内にトイレも完備しているので安心







神社奥に20台ほどの登山者用駐車場

もちろん、今日1日の安全祈願を済ませてから出発







熊は出ないかもしれないがマムシは出るらしい!?

蛇に効果は無いだろうが、熊鈴鳴らしヘビ除け?







登り始めは歩きやすい道




分岐も迷いようのない親切看板で誘導してくれ



木の根に足を取られそうになるが

コンクリート杭と金属チェーンで滑落の心配ナシ


20分ほど歩くと最終分岐



伊予ヶ岳 山頂へは右

左へ行くと「富山」 歩き足りなければ縦走も







多少は険しくなってくるが




わずか30分ほどで7合目?展望台に到着



東屋もあり、見晴らしも良好

ハイキングならココで引き返しても十分








この先へ進む事を躊躇させる 注意喚起の看板



ここからが マッターホルン らしい



前を行く人が見えなくなるまで待機し

心構えも新たにReスタート





直角に近い?岩場を数本のロープを伝いながら、最後は鎖

手袋は必須!



非常にスリリングだが

登り始めから1時間も掛からず 伊予ヶ岳 山頂へ



周りが低いので遠くまで見渡せ、なかなかの絶景

こちらは南峰

ここ伊予ヶ岳も
以前に登った 尾瀬 燧ヶ岳 などと同様に
南峰 北峰 2つの頂がある 「双耳峰」



5分足らずで北峰へも行けるようなので







先程までの急斜面ではないが北峰へもロープを伝い登り





霊峰富士 もよく拝め、気持ち良い山頂風景



隣りの南峰に登り着いた人達も見て取れる。






距離は短いものの、全身を使う登山で

再び南峰へ戻ったころには、奥さま疲労困憊




暫し休憩後、下山へ




鎖場・岩場は登りよりも下りのほうが怖く



足元を探りながら



100%信頼を置けないロープには極力負担を掛けぬよう





飛び出た木の根の先端が太ももに刺さったり



足が滑って滑落しかけたり・・・いろいろあったが







無事たいしたアクシデントなくハイキングコースまで戻って来れ

大きな偉業?を成し遂げたあと

展望台ヨコ東屋での
カップラーメンが一番旨いシチュエーション









痛い思いや恐怖もあり

たかだか2時間にも満たない往復だったが


今までの登山では体験できなかった愉しさが勝り

終始、笑いながら降りて来れた最高な低山登山!



小さい山のくせに?登山客多く人気ある理由がよく分かる。









まだ時刻は11時まえ


このあと 

「本州で紅葉の見頃が一番遅い」 という

亀山湖畔へと向かうが



その様子は、また後日報告させて頂く事とする。































巻末恒例?!  私選  今月の名曲



半月ほど遡るが、突然の訃報が飛び込んできた。



40年以上むかし、まだ10代半ばだった私が

洋楽とダンスにのめり込む、きっかけとなったひとり

Irene Cara (アイリーン・キャラ)

その女性シンガーが63才の若さで亡くなったという。



一般的には映画「フラッシュダンス」の主題歌が著名だが

私には、それ以前の楽曲と同名映画


Fame (フェーム) との出会いが衝撃的だった。


今回、あらめて歌詞も噛みしめて聴くと

私にとっての 彼女自身 と重なってしょうがない。



Remember my name
Fame
I`m gonna live forever
I`m gonna learn how to fly
High



合掌








格好つけて、当時のエピソードとして紹介したが

べつに私が本格的な DANCE に心酔していたわけでもなく

六本木や新宿歌舞伎町界隈の
DISCO (クラブの前身的な溜り場) へ夜な夜な通い

女性のお尻ばかりを追い掛け

チークダンス 

という躍動感の全くない踊りにハマっていただけのこと。


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